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08/07/01 13:31 回答者: 社労士 小島 彰さん
 文面からの判断になりますが、その方がIPO準備のためのコアメンバーであるとすれば、業務遂行中にその傷病等が悪化、最悪の場合は死亡ということも考えられます。
 この場合、業務と傷病との間に一定の因果関係があると認められれば「労災(業務災害)」となります。IPOが前提であれば、この件はかなりリスクが高いです。
 一つの考えとして、その方の入社を延期して病状の回復の確認をしてみるのもいいかもしれません。

 実例として健康診断の結果で内定を取り消した例はありますが、労働紛争や訴訟リスクも踏まえて考えれば、内定者の方に激務による疾病の悪化がお互いの利益にならない旨をよく理解していただくのが良いでしょう。

 採用時に、応募者に健康診断書診断書の提出を求めている会社は多いです。もしそれが出来ないならば、内定通知書に「健康診断の結果、疾病等により、就業が困難と認められる場合には、内定を取り消すことがある。」旨を明記されると良いでしょう。
この回答へのお礼: ご丁寧な回答、有難うございます。

今後は内定通知書にはご指摘の文章を入れることを社内で検討いたします。

内定の取消し事由-健康診断結果を踏まえて
 

初めてご相談いたします。

最近、中性脂肪過多等の肥満を原因とした病気に関心が高まっていて、社員の健康管理にも十分な配慮をせざるを得なくたってきました。

そこで、弊社では今年から中途採用の社員に対しても、入社時に健康診断書の提出を求めるようになりました。

今回、ご相談するのは健康診断書結果に関するものです。
ある40歳の内定者の健康診断書には不整脈の記述があり、要加療
となっていました。本人は入院の必要はないと申していますが、今の体でIPOの激務が続けられるか心配です。

一般的に健康診断書の結果をもって、内定を取り消すのは可能でしょうか。
内定前に応募者に健康診断書の提出を求める採用方法にした方が得策でしょうか。

今回、初めての事態に直面して当惑しています。

2008/06/24 08:49 質問者:moonlightさん


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