最近、監査法人から監査報告書を受け取れずに、四半期報告書の提出が遅れる企業が増えてきています。 四半期報告書の提出遅延の原因は、特定の会計事象をめぐる監査法人と企業の意見対立が多いようです。 この場合、監査意見として限定付き適正意見報告書もありうると思いますが、実務上、殆ど、この限定付き適正意見なるものを見たことがございません。 実務上の監査意見の種類は、意見差し控えか、無限定適正意見の二者択一でしょうか。