最近の景気減速を受けて、役員の報酬の減額発表をたびたび目にします。
取締役の報酬の減額にあわせて、監査役の報酬の自主返上の発表も一緒にされる場合があります。
取締役は経営責任を明確にするために、報酬を減額するのは理解できますが、業務執行に関与しない監査役が報酬を自主返上するには理論的におかしいと思います。
監査役の心情を考えれば、会社の業績不振で取締役の報酬が減額される中での自主返上は理解できますが、監査役の独立性を考えると、こうした慣行は改めるべきと思いますが、皆様はどのようにお考えでしょうか。
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